トヨタ・プログレ

概要

メルセデス・ベンツ・CクラスやBMW・3シリーズに該当する「小さな高級車」がキャッチコピー。車体全幅を5ナンバー枠相当と極めてコンパクトに抑えていることが特徴。車格は小さいが、室内空間は11代目クラウン並みとかなり広い。

エンジンは2.5L, 3.0L共に全て直6で、FRおよび4WDとなる。

 

品質はクラウン以上のセルシオ品質と謳われ、以下のような特別仕様、並びに最新テクノロジーが採用されている。

  • 全色5層コート
  • 吸音材を多用して静粛性を向上
  • レーダークルーズコントロール装備
  • 本革シート
  • 高性能オーディオ
  • カーテンエアバッグ
  • NAVI・AI-SHIFT(カーナビと連動してコーナーでシフトUP/DOWNする機構:プログレで日本車初搭載)

 

しかしプログレ、兄弟車のブレビス共に売上は伸びず、登場10年目の2007年8月をもって販売を終了、一度もフルモデルチェンジすることなく9年の歴史に幕を下ろした。

サイズの割に生産コストがかかり、車両販売価格がクラウン以上となったことや、当時は「小さな高級車」というコンセプトが受け入れられなかった事などが理由に挙げられる。

 

 

追加の偏見

 

小さな高級車

 

この、

「高級車は大きくて立派なものでなければいけない!」

という一般的な概念から外れた所に商機を求めるという、極めて難易度が高い戦略にもとづき作られたのがプログレ。

 

で、結果は先述の通り売れなかった。ニッチ過ぎるよね。流石に。。

 

あと高級車って、メーカー名と車名でのブランド力が引っ張る部分が多分にあります。BMWやメルセデスが売れていたのも、そういった部分大きいんじゃないでしょうか(ちなみに中の人は90年代の3シリーズ大好きです)。

いきなり出てきたプログレという車に対して同反応していいかわからなかったユーザーも多かったのではないでしょうか。小さいのに価格が高いっていう事実に対する拒否反応。あと競合がマークⅡという、長い歴史がある身内っていうのも強すぎる。。

 

 

 

プログレと言えば外観も特徴的です。

外目が一般的なヘッドライトで、内側が丸めのフォグという、コレ以外に余り見たことがない異系ライトのコンビネーション。敢えて言えばアルピーヌ・A110とかになるんでしょうか。これ当初センチュリーにも使われる予定だったデザインの「ボツ案」だったとの情報もあります。

何れにしろかなり好みが分かれる車両であることは、容易に想像できますね。僕も出た当時は不思議な印象を持った事を強く覚えています。ただ今となっては、これがプログレの個性だと受け止めている部分もあります。格好いいかというと言葉に詰まるのですが、決して安っぽくはなく、下品な印象は受けません。

 

 

乗り味については、自分は運転したことがないものの、後席に乗せてもらったことはあります。変な狭さは一切感じませんでした。アルテッツァと同じフレームを使っているとは思えないくらい。そして6気筒のスムーズさ。静かにスーッと加速していくなぁ、高級車だなぁこいつは。という感情が湧き上がってきたのを覚えています。

おじいさんたちが乗っているのを目にするんですが、小さくて小回りがきいて上質で、ほんとこれで十分すぎるでしょうと感じてしまう一台であることは間違いないと思います。

 

 

 

 

Twitterでの声

 

 

 

 

 

まとめ

この車2JZ搭載しているので、ターボ乗っけたら~~ なんて言葉がたまに出てくるんですが、個人的にはこのままゆったりと優雅に乗り続けるのが一番素敵なんじゃなかろうかと思ったりします。

 

当のトヨタさんが、マークXをカムリに統合させてしまい、統合プラットフォームのTNGAでの車台共通化を推し進めている真っ最中。カローラもそれに伴い3ナンバー化するとの噂すらあります。また市場も、世界のみならず日本においても、大型ミニバンや大型SUVを求めている層が厚いのが現状です。

ますますこういった、「小さな高級車」というニッチなカテゴリは、今すぐに新規車両が出てくることは無いだろうなぁと感じられるわけであります。

 

まぁこのプログレ、中古車価格はかなり落ち着いてきていますし、今敢えて乗るにはとてもいい車両ではないかと思うんですよ。作りは間違いなくしっかりしています。まぁ直噴や5ATを最初に投入したのでそれに伴う不具合とかも有るみたいですが、格安で手に入ればその辺も帳消しになるというもの。とくにATはオイル交換をマメにやっておけばかなり不具合は低減できます。

世間のトレンドから少し離れて、本質的にいい車に乗りたいと考えている方にとっては、絶妙の外し具合のチョイスだと感じる次第です。

 

 

主要諸元(3.0 NC300)

基本性能

型式 GF-JCG11 最小回転半径 5.1m
駆動方式 FR 全長×全幅×全高 4.5m×1.7m×1.44m
ドア数 4 ホイールベース 2.78m
ミッション 4AT 前トレッド/後トレッド 1.48m/1.46m
AI-SHIFT 室内(全長×全幅×全高) 1.95m×1.47m×1.17m
4WS 車両重量 1480kg
シート列数 2 最大積載量 -kg
乗車定員 5名 車両総重量 1755kg
ミッション位置 フロア 最低地上高 0.16m
マニュアルモード
標準色

ブルーマイカ、シルバーメタリック、ブルーメタリック、レッドマイカ、ダークグリーンマイカP.I.O.、ダークレッドマイカ、イエローパールマイカ、グリーンマイカメタリック

オプション色

エンジン

エンジン型式 2JZ-GE 環境対策エンジン
種類 直列6気筒DOHC 使用燃料 ハイオク
過給器 燃料タンク容量 70リットル
可変気筒装置 燃費(10.15モード) 10km/L
総排気量 2997cc 燃費基準達成
最高出力 215ps 最大トルク/回転数
kg・m/rpm
30/3800

足回り

ステアリング 位置
ステアリングギア方式 パワーアシスト付ラック&ピニオン式
パワーステアリング
VGS/VGRS
サスペンション形式 ダブルウィッシュボーン
ダブルウィッシュボーン
高性能サスペンション

タイヤサイズ

195/65R15

195/65R15

ブレーキ形式

Vディスク式

ディスク式

 

主要諸元は、カーセンサー様から引用させていただきました

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