偏見的・学生向けの格安中古MT車4選【新卒社会人も】

先日質問箱を使って皆さんの質問を聞いたところ、

学生にオススメの中古MT車両を教えて下さい

という質問がありました。今回はコレに答えていきます。

 

  • 絞るべき前提条件
  • 格安MT車を買うに当たっての重要な項目
  • そしてお待ちかねのお値打ち車両

これらを紹介していきますね。

 

以前に学生・新社会人向けにおすすめの車という記事を書きましたが、そちらから更に一歩掘り下げた記事にします。

自分の「経験」と「知識」に基づいた情報をめいいっぱい伝授します。これも本当に「読むだけで」車の見方が変わりますよ。

「こんなの有ったんだ!」

と視野がひろがること請け合いです。

 

 

新たに記事を書いた理由

今回キーボードを叩いている理由としては、

「楽しくMT車に乗ってほしいという想い」

これが有ります。てかコレに尽きる。

 

「MT好きじゃなければ車好きじゃない!」 なんてことを言うつもりは微塵もないです。

むしろそういう狭量な目線は好きじゃない。だって自分もずーっとAT乗ってるしね。免許は持ってるけど。

 

純粋に若い人が、昨今のATが席巻して、更には先行車追尾だ自動運転だという現状の中で、あえてMTに乗りたいという気持ちを持っている人に、全力で応えたいなと。そう感じたんです。

経験と知識を偏った文章で書き連ねることしかできないけれど、それが何かの力になればいいな。そんな思いで、この記事を書きました。

 

さぁめいいっぱいハードル上げたので、頑張って紹介します。

 

 

前提条件

検討を進めていくにあたり、まずいくつかの前提条件を出します。

価格設定

支払総額35万円ねらいとします。

この辺が現実的でしょうか。学生向けと限定されているので、安いに越したことはない。

  • 算出の根拠
    • 時給850円のバイト×1日5時間 =4250円
    • 月12日入る(イメージ週3日) ⇒ 51000円
    • これの半値の25000円を貯金
    • 半年後、15万円貯金される。

あとは、月1万円ずつ、2年間かけて払っていく

この考え方を基準として、35万円を設定しました。安くてオススメ車の記事の半値くらいですね。

 

車検とか消耗品とかの出費は襲ってきますので、それも見越して貯金は多めにしていきましょう。

この流れならまぁ、最低限無理はないかなと。

 

 

狙い目の車

上記のような質問が来ていることと、今回の設定条件の相当ハードルが高いので、軽自動車に絞ります。

それでも、なかなか見つけるのが難しかった。

 

MTは存在自体が希少になってきて、普通車の中古だと同グレードのAT/CVTより割高なのが現状です。

なんかプレミアついてきている感じすらします。

 

「旧いミラージュとか安いんじゃね??」

みたいなノリでへらへら~~って検索してみたら、

 

うそ、こんな値段するの???(愕然

私の大学時代は爆安だったのに・・・。

 

ただ軽自動車に限って言えば、目を皿のようにして丁寧に探していけば、見つからなくもない。

なので今回は軽自動車に絞ります。

50万円ターゲットの記事よりも、より学生さんにフォーカスした記事なので、維持費は少ないほうがいいでしょうし。

そして、このご時世わざわざMTを選ぼうというくらいの人ですので、ある程度走りも考えたチョイスにします。

 

 

スポーツカーについて

 

ばかやろう!捨てだ!

 

30万円ターゲットで何を求めてやがる!ターボですら危ういぞ!

真正面からスポーツカーを選ぶのではなく、格安車でスポーティーさを掴んでいくんだ!

 

 

とはいえまぁそれなりにルックスには気を使いますよ。

それなりにね。。

 

 

 

その他の注意点

  • 軽のターボ車は慎重に。
    • 過走行だとタービン不調の懸念もあります。ターボで安い車両はちょっと疑ったほうがいいです。見極めポイントの一つは、オイル交換頻度ですね。
  • クラッチ板の消耗に気を付ける。
    • 田舎のじいちゃん・ばあちゃんが乗っていた場合、半クラ多用で走られ交換時期の可能性もあります。交換するとなると結構な出費なので注意。ちょっと走らせてくれたりすると嬉しい。
  • 点検記録簿があると、なんだかんだ安心
    • 偽造もできるし、コレが有ったからなんだという人も居ますが、定期的にメンテされている履歴が残っている車は、ない車よりあたりの可能性が高いです。前オーナーさんの愛情も見て取れるでしょう。

 

こんなことを考えながら選定を行いました。

 

さあ能書きはこのくらいにして、車種紹介に行きます!

 

 

その1

三菱 ミニカ MT

 

それなりにルックスに気を使った結果がコレだよ!

 

何故かと言うととんでもなく安いの。

超絶不人気につき、わずか7年落ち&2万㎞程度の車でも20万円台から手に入ります。MTで。

 

新車価格50万円台、ABSやエアバッグまでもがオプションであるグレードが存在するのは伊達じゃない。

 

一応解説すると、コンサバティブと言うか、古き良きという香りのする軽自動車です。

軽規格変更に伴う設計変更をうけ、1998年から発売された8代目。ミニカシリーズの最終型になります。

 

三菱としては並行してeKシリーズを出したりして商品の刷新を図っていたのですが、ミニカはエントリーグレード、さらには商用バンとしての性格を持たせていたためモデルチェンジはなし。約12年間製造され続けた車種です。

乗用グレードでも十分安価なのですが、特に安いのが商用バン。こんななりですが、2000年代の衝突安全基準は満足しているので安心を。

結構グレードがたくさんあって、3ドアハッチと5ドアセダンが有ったりします。

 

コレとある理由で借り受けまして、1ヶ月ほど乗ってました。

タイヤの限界も低く、ちょっとコーナースピード高めで突っ込むと、グワングワンロールします。ちょっとおっかない。

エンジンもNAで50馬力程度。なんですが、700kg台の車体なので意外と楽しいのです。多分10人中6人位は、「意外と面白いじゃんw」という感想を持つはず。けたたましい音を鳴らしながらミッションで加速して、トップギアをキープだ!

 

ちょっとしたワインディングを走った程度なんですが、車体剛性も低く、ブレーキも甘いので丁寧な操作が必要です。乱暴に扱うと死ねるんだけど、絶対的なパワーが無いので、そんな大規模な事故も起こりにくい。

 

というわけで初心者にはうってつけ。山でバトルを挑んでどうのこうのという車両ではないですが、運転の基礎を学べるいい車両だと思います。上手な人は、皆運転に無駄がなく丁寧です。

あと大事なのがめちゃ頑丈です。機構系の不具合は極めて少ないのも美点。

 

個人的にはがいい感じ。あとは青かなぁ。

ホイールを少し入れ替えて、Red BullやValeoのステッカーをリアハッチに張っておけば様になるかも。

 

あと調べたら、クスコがタワーバー出してる(爆

他に調べたらリアピラーバーもある。改造も楽しめますね。

 

 

飽きたり普通車にクラスアップしたくなったら、安価で後輩に譲りましょう。大学で自動車部とかに所属しているの出れば、練習号として格安寄贈してもいいですね。

そうして歴史が受け継がれていくのです。

 

 

外観を気にしなければ、格安軽MTはこれ一択。

ルックスなんかより、安さとポテンシャルで勝負だ!

 

 

ミニカ MTの中古車価格

 

 

 

その2

スズキ Kei MT

ハスラーの前身のクロスオーバー的な軽自動車。

車高の高さを日常的な段差に引っかからないなどの使い勝手に振った車。結果的にサスペンション容量も大きいです。

 

ワークスグレード有名ですが、もちろん狙うのは無印の低グレード

とは言えワークスのベースになったくらいなので、ベースグレードでもそれなりにポテンシャルが有り、いろいろ遊ぶにはもってこいの車両です。

 

 

注目すべきは数の豊富さ。

細かくマイナーチェンジが繰り返され、10年以上生産されていたこともあって、弾数が潤沢です。

7万km程度の走行距離の物が30万円以内で手に入ります。ターボ付きでだ!!

(ワークスも出てくるけど、12万km超えがザラなので手を出さないほうが無難。 どうしてもワークスが欲しい人は、70万円くらいお金を貯めて買いに行こう)

 

みんカラなどでも情報が沢山掲載され、不具合や流用テクニックなどもかなり出回っている車両。

パーツもまだまだ豊富なので、改造のベースとしても楽しめます。

 

 

 

走りのポテンシャルを持つ安い車に乗ろうと思ったら、この車当たりを中心に探しましょう。

 

Kei MTの中古車価格

 

 

 

その3

ダイハツ エッセ

6代目ミラが「アヴィ」などの複数車種販売で実質的な上級移行をしたため、エントリーグレードとして開発された5ドアハッチバック。

小型軽量コンパクトと、軽の本文を地で行くような車体設計。これもおばちゃんが乗っているのを良く見かけます。典型的な買いもの車ですね。

 

ただ注目すべきは車両自体の軽さ。全グレードが800kgを割り込んでおり、NAだけどKF型3気筒DOHCは、58馬力をたたき出します。

パワーウェイトレシオは12kg/ps弱これは2000年以降に設計された車両の、スポーツグレードではない軽乗用車の中ではかなり小さい値です。

 

http://www.powerhousedtm.com/l235s/index.html

そしてチューニングパーツが豊富なこと。純正オプションの改造パーツ、多数のサードパーティー製のパーツも発売され、安価なベース車両として人気が有りました。末期のダイハツチャレンジカップでもエントリーが急増したこともあり、その筋では結構有名な車両です。

そういうわけで、格安車両は走行距離多めのものに集中しています。

 

外装にエアロを奢り、後付タコメーターを純正装備した、カスタム」グレードが有ります。見た目はいくらかビッとしていますが、サスのスタビライザーやばねセッティングなどは変更されていません。

これを見るに、わざわざカスタムを買わずに、比較的状態のいいベースグレードを購入し、そこから自分で手を入れていく方が満足度は高いかも知れません。

 

http://mihiro.sakura.ne.jp/shimoken/kuro-esse2-2.htm

ベースがミラなので、ミンカラなどにも流用テクニックは多数掲載されていて、それらの情報をベースに部品をチョイスしていくのも楽しいと思います。

 

エッセの中古車価格

 

 

その4

スバル R2 MT

出ましたリバイバル・テントウムシ。

スバルが気合を入れまくって作ったにもかかわらず、完全に市場を読み違えて爆死した兄弟の片割れ。スバルがどちらの方向に進むか模索していた時期を象徴する車です。リーマンショックに加え、こいつらの失敗もトヨタとの協調&軽自動車撤退をアシストしました。

しかし今の安全&プレミアム&北米拡大路線、成功してホントよかったね(しみじみ

 

 

さてR2なんですが、ホンダ・マツダに負けず劣らずの技術者集団、というか技術バカ軍団が作った軽自動車ですので、悪い車な訳ありません。

 

最初は3ドアのR1を推そうと思っていたんですよ。スタイルは絶対こっちがかっこいい。夢の軽3ドアクーペ。

ただ調べてみたらCVTのみしかラインナップが無いことと、なんか完全にプレミアが付いているみたいで意外と高価。とくにスペシャルエディションのスーチャー仕様などは、50万円超えの個体がごろごろしています。そんなバカな。

で、こちらのR2を見たら良心的な価格だったので、こちらをプッシュします。

 

スバルらしく全仕様4気筒。諸事情でそれしか作れなかったとは言え、アイドルも安定しているし、吹け上がりが上質で直四は楽しいです。多少うるさいけれど、そんなの気にするな。

 

MTは残念ながらNAのみです。特別仕様のTypeSはスーパーチャージャーなので、今回の候補から外れます。逆に言えば皆スポーティーグレード狙うので、低グレードのMTが安価に落ち着いているとも言えますね。

 

というかCVTのグレードはインパネシフトなので、ダッシュボード周り金型作り分けたんだ。こんなことやってるからもう。。

 

 

前期型と後期型でだいぶフロントマスクの印象が違い、前期はアルファロメオっぽい雰囲気を醸し出します。この辺はお好みで。前期だから安いってわけでもなさそうです。

 

スバルらしくシャシーに金を掛けていて、直進安定性はかなりの物です。フロントはストラットだけど、リアは独立懸架だからね。良く動く足です。もう何をしてるんだ一体(褒め言葉

走りはお墨付き。

これまでに紹介した車が安っぽくていやだなぁ。。。。と言う人はこれを探してみてください。吊るしの状態で乗っても様になります。

 

R2の中古車価格

 

 

まとめ

まぁこんなところでしょうか。

全部で4車種。ちょっと少ないかもしれませんが、格安軽のMT車で揃えてみました。

 

他にも色々候補は上がりました。

 

 

テリオスキッド

自分はこいつは主軸に今回の記事を語ろうと考えていました。それくらいいい車。

30万円台のMTと言うと、出ない事もないんですが、ちょっと選ぶのが難しいかな。。ターボMTも有るんだけれど、走行距離と価格に全然相関関係がない感じがして…。

あと評価軸をスポーティーさに振ったら、ちょっと違うかなぁと言う気もしたので外しました。

 

 

アルト&ミラ

一番たくさん出てくるけれど、当たり前過ぎるチョイスなので、ちょっと外しました。ただホント弾数は多いです。カスタム事例も多いので、ネタには事欠かない車両です。

 

コンディションと年式を選ばなければ、15万円程度で手に入る型落ちのこいつらが最安値かも。

ノーメンテで酷使したような、悪鬼魔導な状態かもしれないので選ぶ時は慎重に。こういう時に記録簿が生きます。

 

 

ミラジーノ

マニュアルだけでなく、ATも低走行車両、上質なカスタム車両などはプレミアが付いています。高値安定でびっくりした。

大事に丁寧に乗れば、さほど値が下がらず乗り続けることができそうです。

 

 

ちなみにホンダは全然MT無かった。ライフくらい。あとはアクティ。

それでも微妙に高くて、今回の条件だと網にかからずです。

 

 

そんなこんなで選んだ4車種です。学生時代で遊ぶ車としては、十分なのではないかと思います。

ダイレクトに変速し、車を操っている感覚を味わえるマニュアル車。若いうちにその楽しみを知っておくのは、素晴らしい経験になると思います。

そしてこのくらいの価格なら、通勤用・移動用のセカンドカーとしても十分手が出ますね。

 

 

コレを読んで車を探したり選んだ方が、楽しいカーライフをおくれる事を心から願っています。

 

以上です。

 

 

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4 件のコメント

  • 偏見さん、いつも楽しく記事を拝読しております。
    バイト先の移動用の車がEsseなのですが、話題にとりあげられていてなんだか嬉しく感じました。
    素人目にも軽さが実感でき、想像以上にきびきび走る、小回りが効くため、軽も悪くないなと思えた一台でした(当方のものはAT車でしたが)。
    是非とも他の車もMT車で乗ってみたいものです!
    そのための参考とさせていただきます。

    • ⇒IRさん
      コメントありがとうございます。
      ESSEいい車だと思います。実用的かつ頑張ったら結構粘ってくれる、隠れた名車です。
      この手の軽自動車は元が安価ですし、丁寧に乗っていれば買取価格も今よりは下がらないと思います。丸儲けするような事例は珍しいかと思いますが、大して損した気分にもならないでしょう。
      長く乗るのもよし、数年で買い換えるも良しですね。
      ぜひ楽しいカーライフを!
      ありがとうございます。

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