2022年の自動車の姿 その4 ~街を走る車の様子~

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今回の記事では、2022年に巷を走っている車の姿を予想してみたいと思います。

このテーマに関しては、地域によって大きく乗用が異なります。

まずは日本の様子についてまとめてみたいと思います。

 

 

2022年の日本の車

第1回目の記事で述べましたが、2017年現在から5年経過しても、いきなり全ての車が電動車になることはないでしょう。

日本では大規模でドラスティックな法改正も計画されていませんので、いま新車で販売されている車は普通に走り続けると思います。

もう発売後20年以上は経過する、2000年より前に発売された車も走る。ミニみたいなクラシックカーも走っていると思います。

街の景色は、今とあんまり変わっていない、というのが僕の予想です。

 

やって来るのは容赦ない電動化

ただ、新車に関しては電動化の波が襲ってくることは間違い有りません。それも全メーカーえげつない勢いで。

現状よりも強力な排ガス規制・とくにCO2の低減が、いきなり適用される状況が日本では考えにくい・・・とは言え、いきなり規制休暇へと潮目が変わる事も十分にありえます。

そして消費者の低燃費志向は相変わらず高い状況です。

 

CO2低減と燃費改善、どちらにも対応できる電動化は、これからメーカーが生き残るのに必須の技術です。

 

https://blog.evsmart.net/electric-vehicles/ev-phev-market-share/

2014年度のデータを見ますと、HEVは日本で470万台程度走っていて、6000万台ある乗用車の7.8%を締めています。

2017年度では、おそらく10%以上まで増えていることが予想されます。2022年でしたら20%を超えることも想定できます。

 

 

また2014年の時点で、全メーカーでの新車販売の38%がHEVであるといデータが出ています(参考)。この内トヨタとホンダでは、登録者のうち半数がHEVという状況です。

軽自動車も簡易的なハイブリッド仕様がどんどん販売されてくると思うので、おそらく2022年には、全メーカーの新車販売の60%以上がHEVを含めた電動車になることは、ほぼ間違いないでしょう。

 

 

大本命はHEV

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というわけで、2022年の主役になる車の大本命はHEVです。

後に述べますが、リーフなどのEVや、ノートのようなREVの登場で多少押されることはあるかもしれないとは言え、環境対応車の大本命はHEVであることは間違いありません。

EVはバッテリーの進化頼みになりますが、「充電時間」という最大の問題が解決しない限り、電力密度が上がったとしても使い方は限定的なものになると思われます。

 

HEVが今後も試乗を席巻するであろう理由は、以下の通り。

 

日本の道路事情にマッチしている

日本って平均速度が大体時速30km程度最高巡航速度が120km/hです。信号も渋滞も多いので、平均時速が伸びないのです。

これがヨーロッパになると、平均速度が時速50km以上、最高速度はアウトバーンがあるので無制限になります。都市部は結構ゆっくりですが、郊外になるとかなり飛ばすのがヨーロッパ。

 

ハイブリッドカーは、低速域でエンジンを極力使わずモーターで走り、減速エネルギーを回生ブレーキで回収することでエネルギー効率を上げています。先に述べた様に、ストップ・アンド・ゴーと渋滞が多い、誠に日本向きなシステムなんですね。

比較的非力なモーターと、さほどパワーが出ないエンジンを、最適な塩梅で組み合わせ走る技術は本当に難しい。ただ世界のトヨタさんが技術確立してます。

 

3代目プリウスくらいからようやく黒字化し始めたこの技術&プロジェクト。最後は他メーカーに販売することで収益を稼ぎつつ、技術としてのデファクト・スタンダード化を進めるという思いがあるようですので、今後も強力推進していくものと思います。

 

新規インフラ不要

なんだかんだ言っても、ベースがガソリン車ですのでHEVはガソリンで走ります。これだけ整いきったインフラは活かすに限ります。

 

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あと燃料がすっからかんの状態から、3分程度で満タンにできるというのはめちゃくちゃすごいこと。

EVではこうは行かないため、バッテリー容量・航続距離と並び、EV普及の最大の障壁となっています。

 

なんだかんだでガソリンって凄い。

燃費・CO2・環境など色んな問題は有るけれど、利便性と経済性を考えたら、ガソリンを簡単に超えていくパワーソースはなかなかないです。

 

 

ストロングHVとマイルドHV

便宜的にこの言い方を使いますが、トヨタ式のストロングハイブリッド(THS IIなど)、ホンダのIMAやスズキのSエネチャージなどに代表されるマイルドハイブリッド

これがどうなっていくかというのも一つのポイントかと思います。

 

https://www.carsensor.net/contents/buyersguide2/category_401/_6122.html

前者のストロングハイブリッドは、初代プリウスから数えてもう20年の歴史があるシステムです。

エンジン出力・モーター出力を、人間が車を動かしたい状況に合わせてバランスよく駆動させるという、無理ゲーに近い制御が必要なこの技術。色んなネガもまだ抱えているでしょうが、時間を掛けて技術の積み上げを行い、制御技術としては相当安定してきているはずです。ランクルとかLSみたいな、大型車にも転用できるっていうのが最大の強み。

むしろこのシステムを、マツダ・スバル・スズキなどに販売していって、次世代自動車の開発費用(EVとかFCV とか)に充てたいという思惑も有るようです。あいつらばっかみたいに研究開発費かかるからね。

 

 

https://mob-channel.hateblo.jp/entry/2015/08/26/130000

後者のマイルドハイブリッドに関しては、とてもシンプルな技術なだけに、取り付けは簡単。だけど改善代も小さいというジレンマを抱えています。あとモーターもバッテリーも小型なものになりがちなので、大型車両への転用が難しいという問題もあります。

モーターアシストで、エンジンのエネルギー効率をいかにしてあげるか、もしくは重量や複雑な機構を極力備えずに、「販売価格と燃費のバランスを上手に取る」という難しいさじ加減を迫られる技術になってくると思います。

ただ基本的な考え方としてはとても汎用性の高いもので、後に述べようと思っている「欧州の48V化」の思想に完璧に当てはまります。

今後2022年に至るまでは、軽自動車や小型車両を中心に一定のレベルで普及していくものと思います。

 

その後どうなるかは、他の電動車の普及がどのくらい進むかで、大きく方針が変わってくるものと思います。

 

 

まとめ

おそらく2022年に関しては、日本国内ではガソリン車の新車販売がどんどん縮小し、電動車両がどんどん増えていく。全メーカーの新車販売の60%は軽く超えてくるでしょう。

そしてその電動車両は、HEVがまだまだ幅を利かせると思います。

 

 

https://blog.livedoor.jp/yamamotosinya/archives/52344692.html

次回の記事では、他の電動車両、具体的には、PHEV, REV(レンジエクステンダー)、EVの動向予測について書いてみたいと思います。

こいつらも伸びてくるとは思うんですが、どうしてもHEVに比べて普及が限定される気がするんですよね。

そのあたりを少し解説したいと思います。

 

よろしくお願いします。

 

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