ホンダ・エレメント アメリカホンダが送り出したSUV。都会的なカラーリングで、上下分割リアハッチ、観音開きドア、防水&跳ね上げシート等ユーティリティも充実。ファンが多くプレミアが付いており、過走行車でも値が落ちない pic.twitter.com/WF7ZShvO5N
— 偏見で車を語るbot (@henken_car) 2017年7月27日
概要
ジェネレーションYと呼ばれる16歳から24歳あたりの若者向けの車として企画。デザイン・生産共にアメリカホンダ。
キーコンセプトは、ライフセーバーの詰め所で、10フィートのサーフボードを積める事が設計要件とされた。その為内装はシートやフロアには防水処理が施され、バンパーやフェンダー、サイドシルには樹脂素材を無塗装で使用している。
個性的なコンセプトやデザイン、使い勝手の良さが評価され、2002年から約10年の長きに渡って生産された。北米では09年に一度大規模なフェイスリフトが行われている。
日本では2003年~05年までの、2年間の輸入販売となっている。
追加の偏見
ホンダが生み出したSUVの中で、最高傑作の一つとして挙げても良いのではないかと思う一台。
とにかくルックスが素晴らしい。
別に興味がない人には、「四角い車だなぁ」くらいにしか映らないかもしれない。だがはまる人には、「これに乗りたい!」という強烈なエネルギーが。車全身から発せられているようにみえるのだ。
- ボクシーかつ都会的な外装
- アメリカンな色使いと樹脂パーツとのコントラストの妙
- 観音開きに上下分割リアハッチ、、、
特徴を上げればきりがない。
もちろんクロスオーバーSUVなので、走破性はガチクロカンには劣る。
2.4Lの直四は軽々吹け上がるから、SUVのドルドルした味付けとはかけ離れている。
リアシートもホンダには珍しく跳ね上げタイプなので、絶対的なスペース効率には乏しく、目玉の観音ドアも、前ドアを開いてからしか後ろドアを開けられないという制限が加わる(その分ドアを剛性部品として考えているのである意味強度は高いんだけど)
ただそんな事は些末な問題であり、そういうマイナスポイントさえも、所有する喜びに変えてしまうほどの力がエレメントにはあると感じるのだ。
Twitterでの声
大のホンダ党の私が推すホンダRV車のなかでも最高傑作のクルマです。
— 無人駅の駅長。 (@E653_1100) 2018年1月2日
ホンダ・エレメント
…と言えば特撮ファンにとっては『仮面ライダー響鬼』です。
響鬼さん(細川茂樹さん😂何らかの形で帰ってきて~)が、
朱色のエレメントに乗っていた(サポーターの香須実(蒲生麻由)が運転)。
緑色のエレメントは斬鬼&轟鬼が使用。
横が観音開きってのは珍しいよね。 https://t.co/xB0SOQNGI3— たろろろ🌈🐳🐸 (@tarororoeldred) 2018年1月2日
実はバイクが詰めるので、トランポに使えるらしい…
実は少し狙ってるクルマ^_^ https://t.co/gGcnHh9Kfz
— らうつま (@hiyoko_nanasi) 2018年1月2日
まとめ
大学卒業して、欲しい!と心から思った車の一つがエレメントでした。
ときにサムネの緑色が大好き。
2005年に国内販売が終了となった折で、社会人になったのがその数年後。その当時で、走行距離4万㎞位の車両で250万円近くのプライスタグが付いていました。
買えなくもないが、ちょっと厳しい。 。。
それから10年位経過し、今や中古市場に出回っている車両のほとんどが、12万キロは走っている個体。にもかかわらず、70万円近い強気の価格が付いています。
5万kmを割り込んでいる走行浅車両になると、なんと180万円もします。13年以上前の車とは思えないですね。。4年落ちのCR-Vと同価格です(彼は人気が無いとはいえ)。
13年落ちのハリアーでさえ、走行距離3万円の車で100万円すれば割高な方。それだけ欲しい人がいるという事なんでしょう。
売れる車と、一部にだけ人気が出る尖った車。
この塩梅って非常に難しい。
ただメーカーの体力に余裕があれば、後者の車・グレードも造ってほしいです。
結果長く愛される車になったら、ユーザーも幸せだし、整備や中古転売などでぐるぐるお金が回って、全ていい循環が生まれるんだよなぁと思ったりするのです。
主要諸元(2.4 4WD)
基本性能
型式 | UA-YH2 | 最小回転半径 | 5.2m |
---|---|---|---|
駆動方式 | 4WD | 全長×全幅×全高 | 4.3m×1.82m×1.79m |
ドア数 | 5 | ホイールベース | 2.58m |
ミッション | 4AT | 前トレッド/後トレッド | 1.58m/1.58m |
AI-SHIFT | – | 室内(全長×全幅×全高) | 2.04m×1.49m×1.21m |
4WS | – | 車両重量 | 1560kg |
シート列数 | 2 | 最大積載量 | -kg |
乗車定員 | 5名 | 車両総重量 | -kg |
ミッション位置 | インパネ | 最低地上高 | 0.18m |
マニュアルモード | – | ||
標準色 |
サテンシルバー・メタリック、ナイトホークブラック・パール、ショアラインベージュ・メタリック、ガラパゴスグリーン・メタリック、サンセットオレンジ・パール |
エンジン
エンジン型式 | K24A | 環境対策エンジン | H12年基準 ☆☆☆ |
---|---|---|---|
種類 | 直列4気筒DOHC | 使用燃料 | レギュラー |
過給器 | – | 燃料タンク容量 | 60リットル |
可変気筒装置 | – | 燃費(10.15モード) | 10.6km/L |
総排気量 | 2354cc | 燃費基準達成 | – |
最高出力 | 160ps | 最大トルク/回転数 n・m(kg・m)/rpm |
218(22.2)/4500 |
足回り
ステアリング | 位置 | 右 |
---|---|---|
ステアリングギア方式 | パワーアシスト付ラック&ピニオン式 | |
パワーステアリング | ◯ | |
VGS/VGRS | – | |
サスペンション形式 | 前 | ストラット式 |
後 | ダブルウィッシュボーン | |
高性能サスペンション |
– |
|
タイヤサイズ | 前 |
215/70R16 |
後 |
215/70R16 |
|
ブレーキ形式 | 前 |
Vディスク式 |
後 |
ディスク式 |
主要諸元は、カーセンサー様から引用させていただきました
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