ホンダ・N-BOX 軽の概念を1段上げてしまった車。極限効率パッケージング&常用加速と低燃費特化の新エンジン&CVTを引っさげ登場。最初は新車で錆びる&雨漏りが多発(絶句 だがモデルを通して売れっぱなし。ホンダの首を繋いだお化け車 pic.twitter.com/WHAFMlNprX
— 偏見で車を語るbot (@henken_car) 2017年5月9日
軽の売れ行きが悪く、商品群の刷新を迫られていたホンダ。
タントやパレットなどに代表される「ハイトワゴン」が手薄と判断し、
- Fit譲りのセンタータンクレイアウト
- 高張力鋼板による軽量化と剛性UP
- 新開発の4バルブDOHCエンジン
- 軽自動車専用の新造CVT
- エンジンマウントをクラッシャブルにするという大胆な手法で室内空間確保
というありったけの技術を投入して作った軽自動車。
360cc時代にステップバーンという軽自動車があったんですが、それを現代によみがえらせるという意味合いもあったとか。
それから、2008年にF1撤退した同社の、解体したレーシングチームメンバーの一部が、このN-BOX開発に配属されたという逸話もあります。
ただ新技術投入の反動で、塗装やウェザーストリップ、ブッシュ等のコストは徹底的に削られたため、初期ロットは錆やら雨漏りやらが発生して、サービス・キャンペーンの大問題に。
その後FIT3のDCTリコール4連発が炸裂し、ディーラーは悲鳴を上げていたそうです。
ただそんな不具合もものともせず売れ続け、秋のモデルチェンジを控えたモデル最末期の2017年5月において、乗用車と軽を合わせた売上ランキング2位に位置している(参考)。ホントお化け車だと思います。。
(ちなみに、販売が好調だった車のモデル末期購入は個人的にすごくおすすめ。特別装備が追加された仕様で安く買えるし、生産ラインの習熟も進んで、製造工程での不具合も少ないです。)
結果ヴェゼル(アーカイブへのリンク)と共に、同社を救った車となりました。
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