ホンダ・NSX フェラーリを超えるスーパーカーを造るべく、ホンダが送りだした傑作マシン。ハンドリング性能に執念を燃やし、軽量高剛性のアルミボディをMRでレイアウト。大量の電気を使うため変電所の近くに工場新設。結果多くの人に愛される車両に pic.twitter.com/oIbuXRaT5V
— 偏見で車を語るbot (@henken_car) 2017年7月16日
バブルの申し子の一つ
1989年に発表しているので、コレもヴィンテージイヤーの産物の一つとなる。
ミッドシップ、オールアルミモノコック
発売当初から財テクカーとして名を馳せ、生産が追いつかなかった販売当初は、すぐに手に入る登録済みの中古車のほうが、1年近く待たされる新車よりも高値がつくというとんでもない現象が起こった。
またこの手の車にありがちな「開発秘話」にも事欠かない。
- 最初はセクレタリーカー(アメリカの女性秘書が通勤に使うような車)として設計
- コンサバな直四の予定が、突然LEGENDのV6を載せる
- VTECが完成したので、DOHC化
- なんとか乗っけて、方向性が最強のハンドリングスポーツカーに
- アルミ溶接をするために、変電所の近くに専用電線を引く高根沢工場を新設
- 16年間フルモデルチェンジはしてないが、実質FMC相当の改良が複数回
他にも語り尽くせないほどのエピソードが出てくる辺り、本当にこの車が色んな人に愛され憧れられたんだと感じる。
ちなみにホンダの栃木研究所の周辺では、普通のお家に青空駐車している姿を多数見かけます。
現在リフレッシュプランが存在して、お金さえ出せば完璧に直してくれるというシステムが有る。(ホンダのHP)
スペシャルな車だけに非常に親切なサービスだが価格もスペシャル。内外装・足回りなんかは、上等なセカンドカーが買えるくらいの金額で提供中。
諸元(3.2Lモデル)
基本性能
型式 | E-NA2 | 最小回転半径 | 5.8m |
---|---|---|---|
駆動方式 | MR | 全長×全幅×全高 | 4.43m×1.81m×1.17m |
ドア数 | 2 | ホイールベース | 2.53m |
ミッション | 6MT | 前トレッド/後トレッド | 1.51m/1.53m |
AI-SHIFT | – | 室内(全長×全幅×全高) | 0.97m×1.46m×0.98m |
4WS | – | 車両重量 | 1350kg |
シート列数 | 1 | 最大積載量 | -kg |
乗車定員 | 2名 | 車両総重量 | -kg |
ミッション位置 | フロア | 最低地上高 | 0.14m |
エンジン
エンジン型式 | C32B | 環境対策エンジン | – |
---|---|---|---|
種類 | V型6気筒DOHC | 使用燃料 | ハイオク |
過給器 | – | 燃料タンク容量 | 70リットル |
可変気筒装置 | – | 燃費(10.15モード) | 9km/L |
総排気量 | 3179cc | 燃費基準達成 | – |
最高出力 | 280ps | 最大トルク/回転数 kg・m/rpm |
31/5300 |
足回り
ステアリング | 位置 | 右 |
---|---|---|
ステアリングギア方式 | ラック&ピニオン式 | |
パワーステアリング | △ | |
VGS/VGRS | – | |
サスペンション形式 | 前 | ダブルウィッシュボーン |
後 | ダブルウィッシュボーン | |
高性能サスペンション |
– |
|
タイヤサイズ | 前 |
215/45ZR16 |
後 |
245/40ZR17 |
|
ブレーキ形式 | 前 |
Vディスク式 |
後 |
Vディスク式 |
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