マツダ・デミオ 軽快なハンドリングと欧州風の粘る足回りで作りこんだ、ZoomZoomなコンパクトカー。荷室後席の狭さやチープな内装が玉に疵だが、2人乗りのカジュアル実用車として、純粋に走る楽しさが詰まっている。走行浅の高年式車はねらい目 pic.twitter.com/qP6ZlRoa2E
— 偏見で車を語るbot (@henken_car) 2017年6月7日
追加の偏見
個人的に買うか迷った一台。
色々比較検討して、スイフトにしたんですが、この車も非常に良かったんです。
という記事を書いたんですが、その中でも冒頭に紹介させていただいた車の一つです。
その美点
一言で言えば、非常に真面目に作ってあります。
飛び道具に頼らず、車体とエンジンを実直に作り、しっかり走るコンパクトカーを作ろうというコンセプトが、はっきりと分かる一台です。これがマツダ的な言葉を借りれば、ZoomZoomと表現できるのかもしれません。
このデミオの強みは、磨き上げられたハンドリングです。
小さい車体がキビキビと向きを変え、
ヨーロッパ車をかなり意識している様子が感じられ、しなやかなフットワークは昔のプジョー、猫脚で名を馳せた206や208シリーズを彷彿とさせます。
低速でも高速道路でも、しっかり走って楽しい。レンタカーや代車で出てきたら嬉しい車でした。
(すごく気に入っていたのですが、スイフトの「ドイツ車的ながっちり感」に惚れ込んでしまい、そちらを購入することにしました)

https://www.kurumafc.com/hch/demios2.html
後期型になりますと、内装もいくらか加飾が入って見栄えがするので、足車としては十分すぎると思います。
広さはないけれど、下手な軽よりしっかり走って快適です。
Twitterでの声
マツダの中ではこのデミオとベリーサのデザインが飛び抜けて好きです https://t.co/jaEdh061Uz
— よもぎ (@yomogidon) 2018年2月8日
前の愛車だ。この車が初めての車で本当によかったと思ってる。
コンパクトカー版ロードスター。(だと個人的に思う)
個人的にはCVTより4AT版をオススメしたい。台数あんまりないかもだけど… https://t.co/aiVb7D9Q7d— 牛乳 (@burisutaa) 2017年12月9日
安くて運転楽しいクルマ探してる人、これいいぞ!黙ってテンサンのMTを買うんだ!安いタマは40万しないよ。 https://t.co/vtnhfZFYrv
— ししゃもねぎ (@negishishamo2) 2017年12月9日
身内が乗ってて、自分も運転した事があるのでレビュー。
軽くて素直なクルマ。
ネット上では現行と比較して叩かれる事が多いけど、鼻先の長い現行よりは先代の方が俺は好き。
あとタイヤが小径(R14)なのでお財布に優しい。 https://t.co/mpedgftjyk
— Ryo Ubukata (@Ryo_Ubu) 2018年2月4日
現行デミオはアテンザのような高級感演出に引きずられてハッチバックにしては鼻先が長過ぎたり少しアンバランスな感じだから一個前のこっちの方がコンパクトカーとしては好み。 https://t.co/631juPzZjU
— とーみんねむろ@GDB-E (@TMN_Nemuro) 2018年3月19日
DEデミオは良い車だったな。個人差があると思うけど軽量ボディを実現したスタイリングがまず良い、エンジンはややモッサリしてるけどハンドリングとシフトフィーリングが気持ち良い(*’▽’*)。
個人的にはこの車の前に乗ってたブーンX4より良い車だと思う。あと1000回転回れば化けるのに。 https://t.co/2sIO6bbiWJ— かっぴぃ (@kappy_koo) 2018年3月19日
まとめ
Twitterでの評価の通り、めちゃくちゃ良い車なんです、こいつは。
ただ走りに振った車体構成故、室内や荷室の狭さ、装備の質感やその他パッケージングなどを「粗」として見られてしまい、売上はなかなか伸びなかったという悲しい現実はあります。量販車種だったから台数はそこそこ出たものの、多くは安売りで売り叩かれた結果によるものでした。
日経ビジネスでのフェルディナント・ヤマグチ氏が連載されていた、藤原清志マツダ取締役専務執行役員との長期対談の記事で、役員が朝刊の折込チラシをみて「デミオ88万円」なんて書いてあるのを発見して愕然とした。という会があって、とても印象に残っています。
これは辛いです。屈辱ですよもう。自分たちが必死になって作ったクルマが安売り、叩き売りされているんだから。もう朝から最悪の気分です。チラシをビリビリ破り捨てたくなりますよ。
参考:https://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20140710/268459/?P=2
おぉ、藤原大明神の憤怒の顔が浮かぶ・・・。
マツダ地獄の成れの果て…。
というわけで、「絶対に自分たちのブランドを低く見せてはならない!」という社是がマツダに浸透し、結果として今の大躍進、そしてブランドイメージの大転換に繋がったわけであります。
主要諸元(1.3 13 スカイアクティブ)
基本性能
型式 | DBA-DEJFS | 最小回転半径 | 4.7m |
---|---|---|---|
駆動方式 | FF | 全長×全幅×全高 | 3.9m×1.7m×1.48m |
ドア数 | 5 | ホイールベース | 2.49m |
ミッション | CVT | 前トレッド/後トレッド | 1.48m/1.47m |
AI-SHIFT | – | 室内(全長×全幅×全高) | 1.82m×1.43m×1.22m |
4WS | – | 車両重量 | 1020kg |
シート列数 | 2 | 最大積載量 | -kg |
乗車定員 | 5名 | 車両総重量 | -kg |
ミッション位置 | インパネ | 最低地上高 | 0.14m |
マニュアルモード | – | ||
標準色 |
アクアティックブルーマイカ、アルミニウムメタリック、ラディアントエボニーマイカ、トゥルーレッド、バーガンディーレッドマイカ、ジールレッドマイカ、ジェットブラックマイカ、メテオグレーマイカ、ブルーリフレックスマイカ、ディープクリスタルブルーマイカ |
||
オプション色 |
クリスタルホワイトパールマイカ |
エンジン
エンジン型式 | P3-VPS | 環境対策エンジン | H17年基準 ☆☆☆☆ |
---|---|---|---|
種類 | 直列4気筒DOHC | 使用燃料 | レギュラー |
過給器 | – | 燃料タンク容量 | 35リットル |
可変気筒装置 | – | 燃費(JC08モード) | 25km/L |
総排気量 | 1298cc | 燃費基準達成 | H27年度燃費基準 +20%達成車 |
最高出力 | 84ps | 最大トルク/回転数 n・m(kg・m)/rpm |
112(11.4)/4000 |
足回り
ステアリング | 位置 | 右 |
---|---|---|
ステアリングギア方式 | パワーアシスト付ラック&ピニオン式 | |
パワーステアリング | ◯ | |
VGS/VGRS | – | |
サスペンション形式 | 前 | ストラット式 |
後 | トーションビーム式 | |
高性能サスペンション |
– |
|
タイヤサイズ | 前 |
175/65R14 |
後 |
175/65R14 |
|
ブレーキ形式 | 前 |
Vディスク式 |
後 |
ドラム式 |
主要諸元は、カーセンサー様から引用させていただきました
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