
このたぐいも、質問箱でたくさん問い合わせがあったやつです。具体的には、
- 学生でスープラを買おうと思うのですが、どうでしょうか
- 新社会人でBMWに乗るのは現実的でしょうか?
- シーマが好きなのですが、ヤンキーっぽいと言われてしまいます。でも自分は好きなので乗りたいです。どう思いますか。
などなど。
こういう質問ってずーっと前からあってですね。。
以前は色々応えていたんです。状況とか好みとか色々聞いてね。
ただ、最近は紋切りでこう答えるようにしています。
「あなたのお好きにどうぞ」
回答の理由
正直、もうこれしかないです。
此処から先はちょっと説教臭くなるかもしれないからゴメンね。もうおじさんなんで。でも大事なことだと思うので記事にしています。
乗りたければ乗ればいいし、嫌だったら乗らなければいい。
金銭面で苦しいのであれば、なんとか工面するように知恵を絞る。不要なものを売ったり、生活を切り詰めたり、ローンを組めるように各方面に相談したり、親族に資金援助してもらったり、転売したり、、、
どうしても折り合い付きそうになかったら、目標見直すとか。
難しい局面を上手くやりくりして、ハードルをクリアしていくのが「大人になる」ことなんじゃないかなぁと思います。
深層心理その1
なんかこういう質問、特に、
どうでしょうか??
というか内容ががあるとですね、
「許可を求めている」
ような気がするんです。
誰かから「いいね!」とか、「よろしい!「とか、「やっていいよ。」って言われないと安心しない状態なのかな。。。。とか思っちゃうんです。
そんな許可は不要。やりたければやってしまっていいと思います。
自分が好きな車に、周囲の意見が気になって乗れないってすごく残念な気がします。
ある意味たかが車であって、あなたの人生とか人格を、全て決定づけてしまうものではありません。
乗りたければ乗りましょう。そしていい事とか難しい事とかも必ず起こります。それを一つ一つクリアしていくのが、先にも述べたように「大人になる」ってことだと思います。
深層心理その2
もう一つ言うとですね、
周囲の人が反対したり止めてくるのって、周りに相談したり話題にするからじゃないですか。
で、その時の感情をできるだけ細かく分解してほしいんですが、
「やめろ!って言って欲しい」
っていう気持ちが心の何処かに、ほんのちょっとでも有りませんか?
というのも人間の心理の動きの一つに、
- もやもやしていると、モヤモヤを解消したくなる
- モヤモヤから逃げたくなる
という傾向があるんです。
ほしいけど色々不安だ。
買えるかな?
乗りこなせるかな?
思ったのと違う車じゃないかな?
周りからバカにされないかな?
うーんうーん(゜-゜)
とかとか色々モヤモヤしてくるとですね、無意識的にモヤモヤを消してくれる人に相談したりするんです。
「やめなよ!」
「だめだよ!」
って誰かに言ってもらって、あぁやっぱりそうなんだ。。駄目なんだ。。と早く安心したい!っていう感情が、心の奥底におそらくあって。
知らず知らずのうちに、否定派の人の前で話題を出していたりするんです。
自分が紋切りで、「お好きにどうぞ」って言う様になったのは、こういう仕組みに気づいたから、という事も理由にあります。
買いたければ買いな~。
不安の方が強かったらやめればいいよ。
自分の行動は、自分の意志で決めること、そして起こったことに責任持って丁寧に対処する。
すんげーシンプルな当たり前のことなんだけど、これを意識して実践するだけで、めちゃめちゃ成長すると思います。真理。
特に車ってでかい買い物でやることも多いので、一台買ったらレバレッジが効いてガツーンと伸びます。学びが多いです。
自分の気持ち整理して、好きな車に乗りましょう。
まとめ
最後に冒頭のミゼットに乗りたい彼(or彼女)。
せっかくなので、「お好きにどうぞ」という前提の上でアドバイスをば。
ダイハツ・ミゼットⅡ 1~2人(≒1.5人)乗りの軽トラパイクカー。550cc時代の軽トラより小さく、500kg台なので低馬力でも割りと走る。可愛い外観で根強い人気を誇り、カスタムも盛ん。後期型は衝突安全の絡みでタイヤが荷室に移動 pic.twitter.com/2QaAqZwbrW
— 偏見で車を語るbot (@henken_car) 2017年7月24日
個人的にいい趣味してると思います。ぜひ乗ってください(笑)
すんげー遅いけど、すんげー小回り聞いて楽しい車です。
そして旧い狭いとか色々文句垂れてた周囲の人も、
「一回乗せてくれない?」
と言ってくると思います。コレはかなりの確率でいえます。明日の昼飯と、翌日の弁当を賭けてもいいです。
いいミゼットⅡと巡り会えますよう、祈ってます。
以上です。
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