スバル・インプレッサスポーツ 過剰な程の走りの質感と、アンバランスな内装

追加の偏見

4代目のインプレッサ。

会社の先輩に三代目に乗っている人がいて、その人が購入した直後にモデルチェンジが入り、「なんだよ!新型出るのかよ!」と大泣きした。そんなエピソードがあったので、その印象が強いモデルです。

 

実際先代はほんの4年しか発売されず、普通ならマイナーチェンジが後1回くらい入っても良かったと思うんですよね。トヨタグループに入った事によって、このインプレッサからいきなり作りやデザインのセンスが変わったように思います。個人的には好きなデザインです。良い意味で若々しい。

なかなか乗ったり触る機会がなかったのですが、今回帰省するにあたり、レンタカーとして借りたらなんとこれが出てきました。なのでインプレッションをしてみたいと思います

 

最初に結論を述べよう。

結論から言いますと、このツイートにすべて集約されております。

兎角もう一声!!と叫びたくなる車でした。

いやいい車なんですよ。でもそれを上手く活かしきれていないというか、

「もうちょっとやりようがあったんじゃないか?」

という気持ちが溢れてくる車だったんでございます。もう少し詳しく見ていきましょう。

 

外装

個人的に外装は好きです。この台のインプレッサ。

キャラクターなどの線をたくさん使ってあるものの、現行のように細かいラインを更に多用しているわけではないため、ゴチャ付いているような印象を受けることはありません。まだ良い意味でのシンプルさや、温かみが感じられます。

 

内装

ですが内装を見て少しがっかりしました

もともとカタログやWEBサイトを見た際に、シンプルですが飾らずまとめた内装だと好印象だったんです。

それが、なんとも樹脂パーツが安っぽい。ひどい言い方すると、安い軽自動車を思わせるような、そんな質感だったんですね。

 

10万km走っているレンタカーということもあってか、各所の擦れ傷・塗装剥がれが多かった事も、その印象に拍車をかけてしまったかもしれません。

ただ、根本的に選んでいる素材がどうにもチープだったり、厚みや強度感が足りないような気がしてなりませんでした。

スバルではエントリークラスとなる車両とはいえ、ちょっと物足りない。。最低グレードだったから、質感落としていたのかなぁ?

 

あと驚いたのが サイドブレーキのレバーの根元。ここのパーツは比較的硬いパーツでカバーしてあったり、そもそも触れることができなかったりするのですが、インプは違いました。なんとリンクのジョイントアームを、合皮越しに触ることができたんです。

今までたくさん車を乗ってきたのですが、ここのリンクを直接触れることができる車は初めてではないかと思います。

意識して触らないとだめとはいえ・・・。うーむ。

 

内装に対する補足

ただ補足すると、今から2年ほど前、先代のハイブリッド仕様になった XV に同乗させてもらったことがあります。そ

の際は、そういった内装のチープさを感じた記憶はありません。やはりグレードや年式、走行距離でかなり印象が変わる部分もあるのかもしれません

また現行車両ではさらに内装のアップデートがかかって、かなり高級感を増したと聞いています。もし次期型を試乗する機会があったら、内装がどのぐらいグレードアップしたかを、十分注目して乗ってみたいと思います。

 

走りについて

それ以外、特に走りについては驚かされることばかりでした。

何もせず、本当にまっすぐ走る。すんごい直進安定性が高いんです。また段差を乗り上げた際に、ドライバーにはコトン、としっかり足が動いて衝撃をいなしている事が分かるスペンション。しっかりしています。ちなみに2Lグレードはスタビなどがついて、高速域や限界性能がもっと高くなっているとか。

「2Lクラスの出力を感じさせる1.6リッター」という触れ込みだったエンジンですが、これはあながち大げさではないな、と感じさせられました。

とにかく軽い。そして非常に低速からトルクが出て、発進や合流がとても楽です。車両重量が1260kgに抑え込まれているのも、かなりプラスに働いているのでしょう。

 

https://autoprove.net/subaru/impreza/113036/

またCVTとの組み合わせは想像以上に良いものでした。

やたらとエンジンにとって最適な回転数ばかりを追いかける代物ではなく、ドライバーの意図をくんでグイーン!とパワーを伝えてくれる出来のいい子。10万キロを超えているにもかかわらず、ジャダーのジャの字もない

高速道路での加速で力不足を感じさせず、安定感抜群でクルーズできる感覚には、思わず「すごいな~」と声を出してしまいました。

このパワー感は、以前乗ったアクセラスポーツとは良い意味で違った部分だと思います。

マツダ・アクセラスポーツ 1.5Lでも十分走るスタイリッシュなベーシック

 

ただ、少し気になる点も

かみさんにもインプを運転してもらったのですが、何点かネガを言っていました。

特に気になっていたのが、CVTについて。低速からドカンとトルクが出るセッティングに、最後まで慣れなかったようでした。

「なんかスムーズにスタートできなくて気持ち悪い」

自分も正直これは感じていた所で、じんわりスタートをしようとしても、ある踏み込み量を超えた瞬間から、突然ガン!と車が前に飛び出す挙動に悩まされました。もう少しふわっと、線形に加速ができるような味付けになっていると、よりいいのになと思います。

これがCVTのセッティングのせいなのか、劣化なのかは正直不明でしたが、、、、自分も最期まで、この特性を上手くコントロールできませんでした。

 

https://www.webcg.net/list/article?maker=6&model=57737dcf7765615e2a010000&page=2

一人で運転してる時には、どのくらい踏み込めばスピードが出るのかわかっているため、とても面白い特性だと思うのです。

でも、やはり同乗者、とくに子どもや妻を乗せて走っている際は、「酔わせない」「不快に思わせない」というのは非常に重要なことです。パワー感を出すための設定かもしれませんが、ちょっと個人的にはマイナスに感じました。

あとシートについてちょっとだけ不満点が残りまして、微妙に腰が痛くなってしまいました。80km程度走っただけで発症したので、自分にあっていなかったのかも。もしくはヘタリが大きかったのかもしれません。

 

燃費

あと、燃費は12~13km/Lくらいでした。割と予想通りの数字ですね。

こののり味で、15km/lくらい出たらホント文句なしだけど、それは求め過ぎか。

ただ移動手段としてのレンタカーという扱いを考えると、少しでも燃費がいいほうがいいなぁというのが人情です。まぁその分走りは楽しかったけどね。

 

Twitterでの声

 

 

 

まとめ

インプレッサは、非常に完成度の高い Cセグメントハッチでした。

今回高速道路を含めて、片道80キロほど移動するシチュエーションで走りました。この直進安定性の高さは、高速だろうがバイパスだろうが、田舎道だろうがどこでも非常に助けられ、楽に車を扱えました。まっすぐ走るということが、これほどまでに疲労を低減するのか、ということを新たな改めて感じさせられました。

水平対向エンジンによる安定性の要素なのか、それともボディなのか、足回りなのか。おそらくすべてが高度に起因しているのかと思うのですが、質実剛健という言葉が似合う走りでした。

正直、ここまでやってしまうのは少し過剰かもしれないと思うほどです。一度スバル車に乗ってずっと慣れてしまうと、これ以外の車が全て薄味に感じてしまうかもしれません。

ですが、

「ゴールをぶらさず、一部のユーザーに向けてがっつり響けばいい。」

そんなチャレンジングな姿勢は、崩さないでいてほしい。そう感じたレンタルになりました。

 

主要諸元(1.6 i-L)

基本性能

型式 DBA-GP2 最小回転半径 5.3m
駆動方式 FF 全長×全幅×全高 4.42m×1.74m×1.47m
ドア数 5 ホイールベース 2.65m
ミッション CVT 前トレッド/後トレッド 1.51m/1.52m
AI-SHIFT 室内(全長×全幅×全高) 2.01m×1.49m×1.21m
4WS 車両重量 1260kg
シート列数 2 最大積載量 -kg
乗車定員 5名 車両総重量 1535kg
ミッション位置 フロア 最低地上高 0.15m
マニュアルモード
標準色

アイスシルバー・メタリック、ダークグレー・メタリック、オブシディアンブラック・パール、ディープチェリー・パール、プラズマブルー・シリカ

オプション色

サテンホワイト・パール、カメリアレッド・パール

エンジン

エンジン型式 FB16 環境対策エンジン H17年基準 ☆☆☆☆
種類 水平方向4気筒DOHC 使用燃料 レギュラー
過給器 燃料タンク容量 55リットル
可変気筒装置 燃費(JC08モード) 17.6km/L
総排気量 1599cc 燃費(WLTCモード)
燃費基準達成 H22年度燃費基準
+25%達成車
最高出力 115ps 最大トルク/回転数
n・m(kg・m)/rpm
148(15.1)/4000

足回り

ステアリング 位置
ステアリングギア方式 パワーアシスト付ラック&ピニオン式
パワーステアリング
VGS/VGRS
サスペンション形式 ストラット式
ダブルウィッシュボーン
高性能サスペンション

タイヤサイズ

195/65R15

195/65R15

ブレーキ形式

Vディスク式

ディスク式

 

主要諸元は、カーセンサー様から引用させていただきました



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