スバル・トレジア OEMの粋を越えるべく見せた意地の一台

追加の偏見

バッジを張り替えただけのOEM車両が多い昨今。

このトレジアは、そんなOEM軍団とは違って、トヨタとスバルの連合が出来上がって初めて、「共同開発」を行った車両になります。

開発段階でトヨタにスバルから技術者を送り込んで、トヨタ主導のもとでスバル車を作る、というスタイルで生まれた車です。

そのため、バンパーやグリルのみならず、ボンネット、フロントフェンダー、ヘッドライト、リヤガーニッシュ、リヤコンビネーションレンズに至るまで、専用品があしらわれています。

 

ここまで気合が入ったOEM車両はあまり見たことがありません。他には2代目キャロルくらいでしょうか。

この共同開発の経験は、後に世に出る86/BRZの誕生にも生かされることになります。

 

 

トレジアに乗ることができた嬉しさ

2016-03-06 14.20.51

実は私、これに乗ったことが有るんです。

まさかこいつに乗ることになるとは、正直夢にも思っていませんでした。

 

実家に帰省した時に、レンタカーを予約したんです。

「何でもいいよ」というコンパクトカープランでお願いしたら、本当になんでもいい、というか予想だにしなかった車が出てきたんです。

 

これだったらOEM供給元のラクティスの方がまだ手に入りやすいし、入手する際の価格も安くなるんじゃないのか?とか思ったりしたんですがね。

まぁその辺はおそらく、ディーラーさんとか納入業者さんとの付き合いがあったり、まとめた台数確保すると割引とか、売る側も理由があったりとか、正直とか色々あるんでしょう。

とりあえずこんな珍しい車に乗る機会はめったにないと思ったので、有難く乗らせていただくことにしました。

正直ワクワクしましたw

 

走行インプレ

結論から言うと、非常に便利な実用車です。

元々ベースであるラクティス自体がかなり評価が高く、使い勝手が良いと言われている車でした。コンパクトトールワゴンの秀作だと思います。

ただスライドドアじゃないのがウィークポイントだったらしく、2代目で打ち切りとなり、その後をシエンタとタンク・ルーミー軍団に後を譲っています。

 

室内も大人5人が乗れるだけの充分な広さがありますし、荷室もたっぷりです。

カングーやファンカーゴと比べると天井は低いのですが、そのへんは乗用車へと割り切ったんでしょう。キャラクター的にも。

トヨタ製の1.3リッターエンジンは、「グッ」と踏んだら「ぐっ」と加速してくれる、低速の特性を重視した扱いやすい特性を持っています。まぁ楽しいかと言われたら、際立った官能性はないです。でも道具としては十分だと思いました。(ちなみに後期型だったので、アトキンソンサイクルの1NR-FE型だったみたいです。)

 

田舎の一般道を100km程度、あちらにこちらにと走ってみたのですが、交通の流れも普通にリードでき、バイパスの追い越しも普通。特に問題は感じませんでした。

燃費も18km/L出てくれて、まぁ十分すぎる数字でしょう。レンタカーとしては燃費が良いことはとても重要なことです。

まぁごくごく普通な車だけれども、そつなくまとまっていて個人的には好感が持てました。

 

後期型のメーターが面白い

自分が借りた車は後期型で、メーターの部分に小さなモニターが付いていました。

TFTマルチインフォメーションモニターというらしいです。

 

ステアリングのスイッチで、色んな情報が見れました。

参考までに、カローラフィールダーハイブリッドの動画があったので貼っておきます。

  • オドメーター
  • トリップメーター
  • ガソリンの残量
  • 走り出してからの距離とか
  • 平均車速とか
  • アイドルストップの時間
  • いくら燃料を節約した
  • 燃費ランキング

と、この他にもあったはずです。よくも「まぁこんなに思いつくな」と言いたくなる位盛りだくさんでした。

走行中いじりだすと、色々気になって危険です。

 

 

ハイセンスとダサいギリギリのオン・ザ・エッヂなCM

このセンス、かっこいいかは評価が分かれるかもしれませんが、玉山鉄二を使ったCMは相当気合が入っていました。

結構放送頻度も多かったと記憶しています。

とてもOEM車両だとは思えない。売る気満々だったのがわかります。

 

 

Twitterでの声

この車の特徴すべきところは、STI 仕様があるというところです。

スポーツサスペンションやダウンサスとか、スペシャルチューンのエンジンがあるというわけではありません。外観がメインです。

前後スポイラーと専用ホイール、シフトノブなどです。

 

まぁ純正オプションと言ってしまえばそれまでですが、スバルもなんとか頑張って「売り」を作ろうとしていたのでしょう。

ちなみに時速100km/h以上出した際に、この手のパーツは効果を発揮するらしいです。

 

Twitterでの声

 

主要諸元(1.3 i-L)

そういえばラクティスの魔改造をして、6速のマニュアルトランスミッションに換装し、ターボエンジンを搭載した愛すべき馬鹿がいることがわかりました。

これはトレジアでやるべきだったんじゃないかとそういう風に思っています。

 

ヨーロッパには純正で6MTとか、ディーゼルとかも有るみたいです(ラクティスにも有るみたいですが)。

輸入したら間違いなくヒーローになれると思います。

ま、400万円くらいかかるかと思いますが・・・。。

 

主要諸元(1.3 i-L)

基本性能

型式 DBA-NSP120X 最小回転半径 4.9m
駆動方式 FF 全長×全幅×全高 3.99m×1.7m×1.59m
ドア数 5 ホイールベース 2.55m
ミッション CVT 前トレッド/後トレッド 1.49m/1.48m
AI-SHIFT 室内(全長×全幅×全高) 1.88m×1.42m×1.31m
4WS 車両重量 1090kg
シート列数 2 最大積載量 -kg
乗車定員 5名 車両総重量 1365kg
ミッション位置 インパネ 最低地上高 0.15m
マニュアルモード
標準色

シルバーメタリック、ブラック・マイカ、サテンブルー・メタリックマイカ、スーパーレッド、グレー・メタリック

オプション色

ホワイトパール・クリスタルシャイン

エンジン

エンジン型式 1NR-FE 環境対策エンジン H17年基準 ☆☆☆☆
種類 直列4気筒DOHC 使用燃料 レギュラー
過給器 燃料タンク容量 42リットル
可変気筒装置 燃費(JC08モード) 18.4km/L
総排気量 1329cc 燃費(WLTCモード)
燃費基準達成
最高出力 95ps 最大トルク/回転数
n・m(kg・m)/rpm
121(12.3)/4000

足回り

ステアリング 位置
ステアリングギア方式 パワーアシスト付ラック&ピニオン式
パワーステアリング
VGS/VGRS
サスペンション形式 ストラット式
トーションビーム式
高性能サスペンション

タイヤサイズ

175/60R16

175/60R16

ブレーキ形式

Vディスク式

ドラム式

 

主要諸元は、カーセンサー様から引用させていただきました



2 件のコメント

  • こんにちは。Tweetの方はもちろんですが、
    ブログの更新も楽しく拝見しています。
    少し前、群馬に暮らしていたことがあるのですが
    お膝元ということもあってか、シフォン共々どちらも見かける機会があったような気がします。
    県内でスバルが天下を取っていたかというとそうでもなく
    保守的な県民性からか、周囲ではトヨタへの信頼感が半端ではなかった気がしますが…

    偏見Tweetの方ですが、一つリクエストさせていただきたく。
    ダイハツ・エッセの寸評をお願いできますでしょうか。
    割合昔の車になってきましたが、台形ボディとバンパーの穴(?)が絶妙な「道具感」を生んで
    あまり古さを感じさせない良いデザインだと思っています。
    ご都合に差支えなければ、よろしくお願いいたします。

    • heihachiroさん
      お返事遅くなり申し訳有りありませんでした。
      群馬では結構見かけるのですね。やはり車と地域性は出るんだなぁ。
      それから群馬県民って意外と保守的ですよね。ロードサイド店舗ばかり流行って、小さな個人店がなかなか育たないと、群馬出身の人が嘆いていました。

      エッセの件了解しました。
      以前格安なMTV車というコンセプトで、下記の記事を書きました。
      https://ikugym.info/used-cheap-mt/

      そこでエッセは書かせていただいています。
      それに肉付けするような感じで記事を書いてみますね。
      これからもよろしくおねがいします。

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