スズキ・スプラッシュ 2代目スイフトベースで、Aセグを担当するハンガリー生産の小型車。狭い荷室がネックだが、高剛性と大柄シートなどが受け、キビキビ小型コミューターとして欧州で売れた。FIAT製ディーゼル&1.3L+MTなども有る pic.twitter.com/Dl7ux1akAz
— 偏見で車を語るbot (@henken_car) 2017年6月2日
概要
スズキが2008年に発売した小型トールワゴンである。ハンガリーのマジャールスズキ社で製造。ヨーロッパ市場向けにワゴンR+の後継車種として開発された。プラットフォームは、2代目スイフトがベース。
ヨーロッパ各国で販売され、欧州での好調な販売を受け日本国内への投入も決定。
スプラッシュはGMの欧州子会社にもOEM供給されている。ドイツのオペル、及びイギリスのボクスホールでは、「アギーラ」の2代目モデル(初代モデルはワゴンR+の姉妹車であった)として販売される。
スズキの世界戦略第2ステージの初代の車型と位置付けられており、ほかにはインドにおいてマルチ・スズキ・インディア、さらに中国では長安汽車グループの昌河汽車(昌河鈴木)によって製造・販売が行われている。
追加の偏見
3代目スイフトを購入するにあたり、ちょっと、いやだいぶ欲しかったのがこのスプラッシュ。
欧州スズキが開発・製造に携わったコンパクト。ちょうどその時期自分が「変な車欲しい病」を盛大にこじらせていたところだったので、バッチリ刺さった車でした。
- 軽自動車サイズのボディのコンパクトカー
- 実は欧州車
- 大人4人は乗れる
- 椅子が大きくて立派
- 車体剛性は3代目スイフトと同格。実はスイフトより重い。
- ガッチリした味付け
当時有った、自分の変な自己顕示欲をコレでもかと満たしてくれる、素晴らしい逸材でした。

実際にちょっと載せてもらったりもしまして、スイフトとはまた違った感じでいい車やなぁ~と関心しました。
特に直進安定性がいい。ホイールが大きいのも相まってか、ビシっと決まります。あと背が高いのに旋回中も思いの外安定している。
インプレを読む限りだと、高速道路もグイグイ進むみたいです。
走りだけで言えば、言うことない車でした。
そしてレア。人と被らない。
あの時わがままを通していれば、どんなカーライフを送っていたのだろうか。
Twitterでの声
今更ですが、この度、このクルマのオーナーになる事になりました。(初年度登録2011.06の中古車)
排気量で前車の半分、パワーで1/3ですが、今の自分のクルマの使用環境では必要十分かと⁉︎
ちなみに購入費用は前車の売却代金で2万円程お釣りが来ました。 https://t.co/VY4VeCOkBn— Taka (@auau015) 2018年1月18日
スズキ・スプラッシュ。
(今から、どの車雑誌も未だ書いたことのない新発見を書いてみる)
スプラッシュのデザイン、偏平にするとトヨタのアクアとそっくりになる。
水がテーマだと、こういう形になるんだなw。pic.twitter.com/t4eKybPoz4— kinokuniyanet (@kinokuniyanet) 2018年1月8日
調べてみたら、ハンガリー生産だからか日本ではあまり流通していないサイズみたいですね。https://t.co/wtyDHwzEFN
— 偏見で車を語るbot (@henken_car) 2017年8月5日
まとめ
まぁあの時自分はスイフトを選んで正解だったとは思いますよ。
スプラッシュはセカンドカーとしては優秀だけど、コレ一台で色々こなそうと思ったら、ちょっと帯に短し襷に長し。
荷室はスイフト以上に狭いし、ドリンクホルダーとかのユーティリティも今ひとつ。別にフィットみたいな至れり尽くせりを望んではいなかったものの、「大丈夫かなぁ」って疑念が生まれちゃったのも事実だったんですね。
人生と歴史にたらればは無いのですが、あの時はスイフトをチョイスしてよかったと思います。結果的にこの「若い人におすすめの車」記事を書く原動力にもなりましたし。
ただ、通勤車両とか足車を買うことになる機会が恵まれたら、中古でだいぶ値段が下がったスプラッシュを候補に入れたいと思っています。
主要諸元(1.2)
基本性能
型式 | DBA-XB32S | 最小回転半径 | 5.2m |
---|---|---|---|
駆動方式 | FF | 全長×全幅×全高 | 3.78m×1.68m×1.59m |
ドア数 | 5 | ホイールベース | 2.36m |
ミッション | CVT | 前トレッド/後トレッド | 1.46m/1.47m |
AI-SHIFT | – | 室内(全長×全幅×全高) | 1.9m×1.38m×1.24m |
4WS | – | 車両重量 | 1050kg |
シート列数 | 2 | 最大積載量 | -kg |
乗車定員 | 5名 | 車両総重量 | -kg |
ミッション位置 | インパネ | 最低地上高 | 0.15m |
マニュアルモード | – | ||
標準色 |
スペリアホワイト、カシミールブルーメタリック4、コスミックブラックパール、スパークリングブルーメタリック |
||
オプション色 |
– |
エンジン
エンジン型式 | K12B | 環境対策エンジン | H17年基準 ☆☆☆☆ |
---|---|---|---|
種類 | 直列4気筒DOHC | 使用燃料 | レギュラー |
過給器 | – | 燃料タンク容量 | 45リットル |
可変気筒装置 | – | 燃費(JC08モード) | 19.6km/L |
総排気量 | 1242cc | 燃費基準達成 | – |
最高出力 | 91ps | 最大トルク/回転数 n・m(kg・m)/rpm |
118(12)/4800 |
足回り
ステアリング | 位置 | 右 |
---|---|---|
ステアリングギア方式 | パワーアシスト付ラック&ピニオン式 | |
パワーステアリング | ◯ | |
VGS/VGRS | – | |
サスペンション形式 | 前 | ストラット式 |
後 | トーションビーム式 | |
高性能サスペンション |
– |
|
タイヤサイズ | 前 |
185/60R15 |
後 |
185/60R15 |
|
ブレーキ形式 | 前 |
Vディスク式 |
後 |
ドラム式 |
主要諸元は、カーセンサー様から引用させていただきました
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